企業の不祥事の話
最近、自分探しにハマっています。
どーも、right(engineer)です。
今回のテーマは『企業の不祥事の話』です。
ここ4,5年で、パワハラ問題、過労自殺問題などのニュースが多く取り上げられるようになりました。上記で挙げた問題以外にも、不正会計問題、データ改ざん問題など、企業のさまざまな不祥事がマスg・・・マスコミによって報道されています。
今回はここ数年でニュースになった企業の不正問題について振り返り、right(engineer)なりに原因、対策、所感をまとめてみました。
1.近年、話題になった企業の不祥事
- 東芝の粉飾決済(2015年)
- 電通の過労自殺問題(2015年)
- 神戸製鋼の製品データ改ざん問題(2016年)
- 三菱電機のパワハラ自殺問題(2019年)
- 三菱電機の車両用空調機 不正検査問題(2021年)
2.不正問題の原因
1章で挙げた通り、企業の不祥事はさまざまである。
本章では、これらの不祥事の中から『三菱電機の車両用空調機 不正検査問題』
について原因を考察し、以下にまとめてみた。
本事案は、最近話題となっているため知っている人も多いと思うが、
2021年6月14日に三菱電機 長崎製作所で使用されている車両用空調機の
検査用プログラムが必ず合格を掃き出すプログラム(不正な検査用プログラム)
になっていたという事例である。
この不正な検査用プログラムは35年間も使われており、
また、全国のJRや私鉄、東京メトロなどに納入されているため、
被害は甚大であると考えられる。
(安全面については問題ないと三菱電機は供述している。)
本事案により、三菱電機では以下のようなことが起こっている。
ー 社長の辞任
ー 長崎製作所のISO9001(品質の国際標準化規格)の剥奪
ー 全社で同じような事例がないか捜索。
(捜索の結果、他の製作所でも検査装置の不備が見つかるなどしている)
なぜ、不正検査が35年間も続いたのだろうか・・・
考えられる原因を以下にまとめてみた。
ー 35年前から使われている検査プログラムの詳細を昔の人しか知らんかったから。
ー 検査環境の構成や検査プログラムの詳細まで確認する余裕がなく、
過去機種の実績があるという理由で注視していなかったから。
ー 35年の実績がある検査プログラムなので問題ないだろうという先入観があった。
ー 部下から上司へ意見を言いにくい環境となっていたから。
3.不正問題を防ぐためには・・・
ー 次世代の担当者のためにも、エビデンス資料の作成を徹底する。
ー 試験環境についての検討も含めたスケジュールを立てる。
無理のないスケジュールを見積もった後に、客先と納期の相談をする。
ー 何事も先入観に囚われず、全ての行動や発言に根拠を持つ。
『昔から実績があるから大丈夫。』や『あの人が言うから間違いない。』
などは厳禁。
ー パワハラを撲滅し、風通しの良い職場にする。(これが一番難しそう・・・)
4.まとめ
今回は企業の不祥事の話ということで、
近年話題になった不祥事の紹介と原因、対応について考察してみました。
今回紹介した報道は氷山の一角であり、
同じような問題を抱えている企業が他にもあるかもしれません。
たった一回の不祥事であっても、会社のイメージダウンに繋がったり、
認証規格を剥奪されたり、アフタケアーで人員を割かれたりなど
会社へのダメージは非常に大きいです。
うちの会社は大丈夫だろうなどと考えず、
どの会社でも起こりうる問題であるという意識を持ちたいですね。
個人タスク管理の話
最近、ウェザーニュースの檜山沙耶にハマってます。
どーも、right(engineer)です。
今日のテーマは『個人タスク管理の話』です。
(テーマに対する記事投稿は初です。)
早いもので、私もエンジニア歴3年になりました。
まだまだ学ぶことはあるものの、エンジニアの仕事にも慣れてきて、
ありがたいことに振られる仕事も多くなってきました。
仕事量が増えるにつれて、「あー仕事を回せてないなー」とか思ったり、
〆切に間に合わせなければと考えることが多くなってきました。
大量の仕事をこなすために、タスクの管理方法や優先度を考える必要があるな
と感じたので、今回考えていきたいと思います。
※なお、今回は個人の仕事のタスク管理に絞って考えていきます。プロジェクトチーム内でのタスクの割り当て等は考えません。
【タスクの重要度と緊急度で優先度を決定】
有名なタスク管理手法として、縦軸を重要度、横軸を緊急度のグラフを書いて、
タスクの優先度を考える手法がある。
この方法でタスクの優先度を振り分けると下記4パターンに振り分けることができる。
(1)重要度:高 かつ 緊急度:高
(2)重要度:高 かつ 緊急度:低
(3)重要度:低 かつ 緊急度:高
(4)重要度:低 かつ 緊急度:低
上記ルールでタスクの振り分けを行うことで、
タスクの優先順位やタスクにかける時間を決めやすくなる。
(1)のタスクは、最も優先して行うべきタスクであり、重要であるため時間も費やすべきタスクとなる。
(2)のタスクは、優先順位は低めで良いタスクであるが、時間の経過に伴い優先順位も上がるため、毎日少しずつ進めていく方が良い。
(3)のタスクは、優先的に行うべきだが、効率良く早い時間でこなすべきタスクとなる。理想は、(1)のタスクの合間に行うのがベストである。
(4)のタスクは、優先順位は低めで良いタスクで、(1)~(3)のタスクが多い場合は、まだ手を付ける必要のないタスクとなる。
上記ルールをもとに自分なりにタスクの優先順位を決定した結果が以下である。
(1) = (3) > (2) ≧ (4)
「時間がない」と思ってしまうのは、タスクの優先度を正しく設定できていないからであると考える。
また、タスクを行う際は基本的にマルチタスクは効率が落ちるため厳禁とする。
1日の初めに、上記ルールでタスクの優先度を定め、1つずつタスクをこなしていきたい。
【本日のポイント】
- 優先度は、タスクの重要度と緊急度で決定する。
- 「時間がない」と思うのは優先度を正しく設定できていないからである。
- 1つのタスクに集中する。(マルチタスク厳禁)